性病

陰部にできたカリフラワー状のイボ(尖圭コンジローマ)

2012.1.12 (木)

コンジローマはヒトパピローマウイルス(主に6型や11型)が性行為のときに感染してできます。肉眼では分からないくらいの小さな傷からウイルスが侵入します。そしてウイルスが増殖するとイボができます。
早いときは感染してから数週間で、一般的には数ヶ月たってからイボ状の腫瘤ができます。
外陰部以外では、膣壁や子宮膣部(子宮の入り口の部分)にできている場合もあります。

コンジローマは先端がぎざぎざの独特の形をしているのが特徴ですが、ときにそのような特徴のない場合もあります。外陰部の皮膚のでこぼこした状態(外陰乳頭腫といいます。病気ではありません。)をコンジローマと誤解されている方もおられます。

治療には、注射で麻酔してから電気メスでイボを切除したり、ベセルナクリームという薬をイボに塗る方法があります。コンジローマができても20%くらいの人は治療しなくても自然に治ることがあります。

治療して見た目上では治ったように見えてもウイルスがいるときは、コンジローマが再発したり他の人に感染する可能性があります。
治療後は、少なくても1ヶ月に1回のペースで3ヶ月くらいは再発していないかどうかをチェックする必要があります。

星光クリニック(大阪 中央区 難波(なんば) 心斎橋の婦人科 レディースクリニック)は
土日祝日も午後7時まで診療の受付を行っております。
 
 

陰部に小さい水ぶくれがたくさんできて痛い(性器ヘルペス)

2011.12.16 (金)

性器ヘルペスは口や性器からヘルペスウイルスが感染して症状がでます(初感染)。昔感染したヘルペスウイルスが神経の中に潜んでいて、体調不良や抵抗力が落ちたときにそれが再発している場合もあります(再発)。

症状は、外陰部に痛みのある小水疱や小潰瘍がたくさんできます。ときに膣や子宮が膣内に出ている子宮の部分(子宮膣部)にも潰瘍ができていることもあります。排尿のときに強い痛みを感じることが多いです。症状がでる前に太ももに神経痛の様な痛みやしびれを感じる方もおられます。
初感染では、熱がでたり足の付け根のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
再発したヘルペスでは、初感染よりかなり症状は軽いのがふつうです。

治療は、ヘルペスウイルスを抑えるお薬を飲んだり、塗ったりします。通常、1週間程度で症状は治ります。妊娠しているときは出産の時までにヘルペスを治しておかねばなりません。出産のときにヘルペスになっているときは帝王切開で出産することが必要になります。

痛みなどの症状がでてから最初の1~2週間は感染しやすいので、少なくても3週間は性行為を行えません。妊娠しているときは出産の時までにヘルペスを治しておかねばなりません。

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性病の検査をしたいのですが、どのような検査を受ければよいですか?

2011.12.2 (金)

一般的にクラミジア、淋菌、トリコモナスの検査をすることが多いです。
クラミジアは最も多い性病(性感染症)です。淋菌は2番目に多い性病です。どちらも子宮の入り口の部分を綿棒で擦って調べます。痛みはありません。
クラミジアや淋菌がのど(咽頭)に感染している可能性があるときはのどの検査をする場合もあります。
トリコモナスに感染すると黄色や緑がかったおりもの(帯下)の量が増えたり、悪臭がしたりすることもありますが症状がない場合もあります。おりものを膣内から採取して顕微鏡で見れば診断がつきます。同時にカンジダがいるかどうかも分かります。

その他、希望によって梅毒、B型肝炎、HIV(エイズの原因となるウイルスです。)の検査をすることもあります。

星光クリニックは、午後7時まで診療の受付を行っております。
当院へのアクセスは地下鉄なんば駅下車24号出口を出て右方向へ徒歩1分です。
お車で来院の場合は、近鉄難波駅前で下車して下さい。

クラミジアや淋菌は性行為で感染します。

2011.11.18 (金)

性行為のパートナーの一方がクラミジアに感染しているときは、その相手方も同時に治療する必要があります。片方だけ治療してもお互いに感染をうつし合うといったことになりかねないからです。ピンポン感染といいます。ただし、クラミジアは感染しても症状がでないことが多いのでいつ誰からうつされたのか分からない場合もあります。
男性パートナーの尿道から膿がでているときは、淋菌が尿道に感染して尿道炎を起こしている可能性があります。淋菌も性行為で感染するので女性も感染している可能性があります。たとえ無症状でも検査をして確認することが必要です。

クラミジアに感染した場合の一般的な治療は、ジスロマックというマクロライド系の抗生剤を服用します。淋菌の場合は、ロセフィンといったセフェム系の抗生剤の点滴や注射を行います。
薬を使ったらもう一度、検査をして治っていることを確かめます。あまり早く再検査をしても偽陽性といって誤った反応が出てしまうことがありますので、通常は、1~2週間くらいおいてから検査します。
たいていは1回だけの治療で治る場合が多いです。

星光クリニックは土日も午後7時まで診療の受け付けが可能です。
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おりものが多くて臭う・色もおかしい。トリコモナスの感染をチェック。

2011.11.5 (土)

トリコモナスは原虫といって毛のような鞭毛が生えていて自分で移動します。トリコモナスも主に性行為で感染します。
トリコモナスに感染すると悪臭のあるおりもの(帯下)が増えたりすることが多いです。また黄色やときに緑がかって細かい泡があるおりものになる場合もあります。

検査はおりものを採取して顕微鏡で観察します。感染しているとさかんに動いているトリコモナスが見えるので診断も容易です。

治療は、膣の中に入れる膣錠と飲み薬を10日間ほど使います。
飲み薬も必要なのは、トリコモナスが自分で移動できるため膣から尿道・膀胱、直腸などの周囲の部位にも広がっている可能性があるためです。
薬を使い終わってから20日くらいして治っているかを再検査することが必要となります。

婦人科(レディースクリニック)の星光クリニックは地下鉄御堂筋線のなんば駅24号出口から徒歩1分にあります。午後7時まで診療受付が可能です。

黄色っぽいおりものが出るのは性病?

2011.10.28 (金)

病気がなくてもおりもの(帯下)が黄色くなることはありますが、量が普段より多いとか臭いがするなど症状があるときは検査をおすすめします。おりものの検査は膣内からおりものを採ってきて顕微鏡で観察します。痛みはありません。

黄色いおりものの量が増え臭いがする性病(性感染症)には、トリコモナスがあります。トリコモナスが感染するのは性行為が主ですが、まれに便器や公衆浴場などでも感染することがあります。
淋菌やクラミジアといった性病に感染してもおりものが黄色くなる場合があります。淋菌やクラミジアは性行為でしかうつりません。
また、性行為がなくても膣や子宮へ何らかのきっかけで外から大腸菌、ブドウ球菌やレンサ球菌といった一般の細菌が膣や子宮に侵入して炎症を起こすことがあります。その場合もおりものが黄色くなったり、膣壁が赤くなったり、腹痛などの異常が生じます。

治療は、まずどのような病原微生物が感染しているかを検査で調べて、それぞれに応じた抗菌薬を使います。

なお、エイズ、B型肝炎などは性行為がなくても感染者のだ液や血液が体内に入るとうつる可能性がありますが、おりものには異常は生じません。

当院へのアクセスは、地下鉄なんば駅下車、24号出口を出て千日前通りに沿って西方向へ徒歩1分です。
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性病の検査の方法

2011.10.12 (水)

性行為でうつる病気には、性器ヘルペス、クラミジア、淋病、カンジダ、トリコモナス、梅毒、エイズ、毛ジラミなどいろいろあって、病気によって多少検査の方法が異なります。

ヘルペスは外陰部に痛みのある特徴的な潰瘍ができますので、多くの場合、見ただけで診断がつきますが、ときどき足の付け根のリンパ節が腫れて痛みがあるといって来院られる患者さんがいて子宮の入り口(子宮膣部といいます。)を見るとヘルペスの潰瘍ができているときがあります。子宮膣部は痛みに鈍感な部位ですので、ここにヘルペスができていてもほとんど痛みを感じないのです。

カンジダやトリコモナスはおりものを採って顕微鏡で観察すれば簡単に診断できます。
なおカンジダは、性行為でうつされることよもともと膣内にいたものが体調不良や抗生物質を飲むなどして増えているケースの方が多いです。

クラミジアと淋病は、最初の頃には自覚症状はほとんどありませんが綿棒で子宮の入り口をこする検査をすれば感染しているかどうか分かります。最近は咽頭(のど)にクラミジアや淋菌が感染している場合も増えています。のどに感染してもほとんど自覚症状はありませんので、検査してみないと感染は分かりません。

梅毒やエイズは血液の検査となります。なお梅毒やエイズの検査は感染していたとしても1ヶ月から1ヶ月半以上たたないと検査の数値には表れてきませんので注意が必要です。

毛ジラミは陰毛の部位に感染してとても強いかゆみがでます。ルーペを使って陰毛の部分に虫や卵がないかどうかをさがします。

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毛じらみ

2011.9.12 (月)

毛じらみ(ケジラミ、毛虱)は一般的に性行為によって感染しますので、毛じらみも性行為感染症の一つです。
毛じらみが動く範囲は、1ヶ月で15cmくらいです。
症状としては、陰毛のところに強いかゆみがでます。
拡大鏡をつかって陰毛のところを探すと毛じらみの虫体や陰毛に付着した毛じらみの卵を見つけることで診断します。
治療は、スミスリンパウダーやスミスリンシャンプーという薬を使えば治ります。スミスリンは、普通の薬局でも買えます。スミスリンを使えば毛を剃る必要はありません。
治療後1ヶ月くらいで毛じらみの卵がなくなっていることを確認する必要があります。

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クラミジアの血液検査

2011.8.4 (木)

クラミジアは最初、子宮の入り口(子宮頚管)に感染しますが、感染してから長期間経つと子宮頚管からさらに子宮の奥やお腹の中にクラミジアが移動してしまい子宮頚管を検査してもクラミジアが見つからないことがあります。
この場合には、血液検査でクラミジアの抗体(クラミジアに感染すると血液の中にできる物質です。)を調べる必要があります。

とくに下腹痛や下腹部の違和感といった卵管炎や骨盤腹膜炎の症状があるときで、子宮の入り口(子宮頚管)を調べてもクラミジアがいなかったので、一般的な抗生物質を服用したのに症状が治らないといったときは、血液検査でクラミジア抗体を検査する必要があります。

検査の結果、クラミジアの抗体が陽性にでたときは、クラミジアに効く薬を飲んで治療します。
クラミジアは細胞壁をもたない細菌ですので、セフェム系などの細胞壁の合成を阻害する一般的な抗生物質は効きませんので、細胞内のタンパク質の合成を阻害するマクロライド系やテトラサイクリン系といった薬で治療する必要があります。

治療でクラミジアが治った後であっても血液中のクラミジア抗体は徐々にしか下がって行きませんので、3ヶ月くらいの間隔で検査してクラミジア抗体がどのように変化するかをみる必要があります。ただし、1年たっても抗体が陽性のままという場合もあります。

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性行為でうつる病気(性病、性感染症)の症状

2011.5.30 (月)

性行為でうつる病気には、クラミジア、淋菌、ヘルペス、トリコモナス、カンジダ、梅毒、エイズ、B型肝炎、ヒトパピローマウイルス、毛じらみ、疥癬(かいせん)などがあります。

このうち初期に症状がでにくいものは、クラミジア、淋菌、ヒトパピローマウイルス感染です。症状がでにくいので気付かないうちに感染してしまっていたり、他人に感染させたりすることがあります。とくにクラミジアに感染している人が多くみられます。クラミジアや淋菌を放置するとお腹の中に広がり、腹痛や違和感を感じたり、将来、妊娠しにくくなる原因となります。ヒトパピローマウイルスには多くの種類がありますが、子宮がんやコンジローマというイボ状のでき物の原因となります。コンジローマは痛みもかゆみもありません。

ヘルペスは外陰部に小さい水ぶくれや潰瘍がたくさんできて強い痛みがでます。ヘルペスに一度感染すると体調が悪くなったときなどに再発をくりかえすといった特徴があります。

トリコモナスは原虫という小さな虫ですが、これが感染するとおりものが多くなったり臭いがきつくなったりといった症状がよくでます。

カンジダになると白いかたまりのあるおりものが増えたり、外陰部が赤くなり強いかゆみがでたりときにはヒリヒリする痛みがでるときもあります。

毛じらみ、疥癬(かいせん)は非常に強い痒みが特徴です。毛じらみは白い下着をつけると赤黒い点のようなシミが付くこともあります。

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