性病検査

性病(性感染症)のなかでもクラミジア、淋病は初期にはほとんど自覚症状がありませんので、知らないうちに感染していたり、他人にうつしてしまう危険があります。早期発見には検査が必要となります。最近は、性器だけでなく咽頭のクラミジアや淋病も増加しております。当院では性器だけでなく咽頭(ノド)の性病検査も行っております。
検査結果の報告は来院していただくことが原則ですが、来院できない方にはご希望により電話やメールでの報告も行っております。匿名での検査も可能です。
クラミジア
現在、最も多い性感染症です。当院に検査に来院される方にも高い頻度で感染が見つかります。初期にはほとんど症状はなく気づかないまま放置するとお腹の中に広がり、腹痛や不妊症を引き起こす原因となります。検査は、子宮の入り口を綿棒でこするだけの簡単なものです。痛みは感じません。クラミジアに感染してから数ヶ月以上も経過していると思われるときや下腹部に痛みや違和感といった症状のあるときは、採血をして血中のクラミジアに感染したときにできる抗体があるかどうかを調べる検査も行った方がよい場合もあります。来院された方の状態に応じて適切にアドバイスしております。咽頭(ノド)のクラミジア検査も咽頭を綿棒で擦って細胞を採取します。痛みはありません。
クラミジアに感染している場合はお薬を1日~3日間服用していただくことが必要となります。
淋病
淋病も子宮の入り口の細胞に感染しますので、この部分の細胞を綿棒で擦って採取し検査します。痛みはありません。咽頭(ノド)の淋菌検査も咽頭を綿棒で擦って細胞を採取します。痛みはありません。
淋菌に感染している場合は、抗生剤の点滴を1回だけ行うことが必要となります。
HIV
エイズの原因となるウイルスです。
血液を採取して検査します。
梅毒
血液を採取して検査します。感染している場合は、内服薬を服用して治療します。
性器ヘルペス
初めてヘルペスに感染された場合には、外陰部に水疱・びらん・潰瘍ができて強い痛みが生じることがあります。過去に感染したヘルペスが再発したときも外陰部に痛みのある潰瘍が生じます。初感染でも再発の場合でも見るだけで診断がつきます。治療は抗ウイルス剤を点滴したり、内服します。再発で軽症のときは、軟膏を塗るだけの治療でよい場合もあります。
カンジダ
膣に常在するカビですが、体調の不良やカゼ薬の服用などをきっかけに繁殖すると強いかゆみ等がでます。オリモノを採取して顕微鏡で検査すればすぐに診断がつきます。かゆみ等の症状がある場合は、膣錠や外用薬を塗って治療します。
トリコモナス
原虫という虫の一種で、主に性行為で感染します。膣に感染するとオリモノが増え、悪臭が生じるなどの症状がでることがあります。オリモノを採取して顕微鏡で検査すると感染しているかどうかすぐに分かります。最初は膣に感染しても膀胱や直腸などにも感染が広がっていることがあります。したがって、治療は膣錠と内服薬の2つを使って行うことが必要となります。
B型肝炎ウイルス
血液を採取して検査します。
ヒトパピーローマウイルス(HPV)
これも性行為によりうつるウイルスです。100種類くらいのタイプがあります。タイプによって起こる病気も違ってきます。例えば、6型や11型はコンジローマ、16型や18型などは子宮の入り口にできるガン(子宮頚ガン)を起こします。その他、2型や4型は手足にできるイボ、3型や10型は顔にできる平らなイボ(青年性扁平疣贅といいます。)の原因となります。
当院では、子宮頚がんの原因となるヒトパピローマウイルスががいるかどうかの検査を行っています。検査は特殊なブラシで子宮の入り口をこするだけの簡単なものです。痛みもありません。結果は約1週間で分かります。ヒトパピローマウイルスがいないことが分かれば、子宮がん検診は3年に1度くらいの割合でよいとされています。
診療時間:午前10:30~正午、午後1:00~7:00(午後7時までに来院されれば検査できます。)
土日、祝日も通常どおり診療しております。火曜日は、休診日です。
