多のう胞卵巣のときの女性ホルモン剤による生理のコントロール

多のう胞卵巣ではエストロゲンという女性ホルモン1つのみの作用が強く、プロゲステロンというもう一つの女性ホルモンの作用が弱いといったホルモンバランスの乱れがあって正常に生理が来ない状態になっています。

このような状態が長く続くと子宮体がんの危険性を高めてしまいますので、プロゲステロンの作用を持つお薬を飲んでホルモンのアンバランスをなくし生理を定期的に起こして子宮の内膜を新しいものと入れ替えることが大切になります。

生理(月経)は約30日に1回のペースで来るのが望ましいですが、続けてお薬を飲むのが面倒であれば、2ヶ月に1回のペースで生理になるような飲み方をしても構いません。ただし、少なくても1年に4回は生理が来るようにしなければならないので、3ヶ月以上生理の間隔をあけるのはよくありません。

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