排卵日を知る方法 

排卵日を予測するにはいくつかの方法があります。

生理が規則正しく来る方でした次の生理が始まる予定日の14日前が排卵日である可能性が一番高いです。ただ、これはあくまで予想ですので実際にその日に排卵するかどうかは不明です。

後から排卵していたかどうかを知るには、基礎体温を記録する方法もあります。婦人体温計(薬局で買えます。)を使って生理が始まった日から次の生理が始まる日まで朝目覚めた直後に体温を測ります。生理と次の生理の中間で体温が上昇すればほぼ排卵していると考えられます。そして低温であった最後の日(低温相最終日といいます。)に排卵した可能性が約40%、その前後の日に排卵している可能性が各々約25%ですので、低温相最終日をはさむ前後1日の計3日間に排卵した確率は約90%となります。ただ、排卵しないのに体温が上昇する場合も稀にありますので(黄体化未破卵胞といいます。)、基礎体温が途中で上昇したからといって100%排卵したとは断言できません。

以上は自宅でできる方法ですが、排卵日と思われる頃に婦人科を受診してエコーで子宮と卵巣を検査すれば排卵したかどうか、もうすぐ排卵しそうかといったことがかなり正確に知ることができます。また、尿の中にでてくる女性ホルモンの1種(黄体化ホルモンといいます。)を検査することでも排卵日の予測が可能です。