症状がでにくい性病

クラミジアや淋病といった性病(性行為感染症、性感染症)は感染しても初めの頃はほとんど症状がでません。そのため知らないうちに感染が進んでしまったり、他人に感染させてしまったりする危険があります。クラミジアや淋病(淋菌の感染症)の検査は、綿棒で子宮の入り口(子宮頚管)をこするだけの簡単なもので痛みもまったくありません。もし感染していても早期であれば、お薬を飲んだり、点滴をするだけで比較的早く治ってしまいます。クラミジアや淋菌の感染を放っておくと子宮の奥からさらにお腹の中にまで感染が広がってゆき、不正出血や腹痛などの症状がでたり、将来、妊娠しにくくなるといった不妊症の原因となります。

クラミジアや淋病以外の性病は何らかの症状がでることが多いです。例えば、カンジダや毛ジラミはかゆみ、ヘルペスは痛み、トリコモナスに感染するとオリモノ(おりもの、帯下)が増え、臭いがするといった症状がでることが一般的です。これらは、皮膚を見たり、オリモノ(おりもの)を顕微鏡で調べると簡単に診断がつきます。1週間前後の治療でたいていの場合、治ります。

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