陰部に小さい水ぶくれがたくさんできて痛い(性器ヘルペス)

性器ヘルペスは口や性器からヘルペスウイルスが感染して症状がでます(初感染)。昔感染したヘルペスウイルスが神経の中に潜んでいて、体調不良や抵抗力が落ちたときにそれが再発している場合もあります(再発)。

症状は、外陰部に痛みのある小水疱や小潰瘍がたくさんできます。ときに膣や子宮が膣内に出ている子宮の部分(子宮膣部)にも潰瘍ができていることもあります。排尿のときに強い痛みを感じることが多いです。症状がでる前に太ももに神経痛の様な痛みやしびれを感じる方もおられます。
初感染では、熱がでたり足の付け根のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
再発したヘルペスでは、初感染よりかなり症状は軽いのがふつうです。

治療は、ヘルペスウイルスを抑えるお薬を飲んだり、塗ったりします。通常、1週間程度で症状は治ります。妊娠しているときは出産の時までにヘルペスを治しておかねばなりません。出産のときにヘルペスになっているときは帝王切開で出産することが必要になります。

痛みなどの症状がでてから最初の1?2週間は感染しやすいので、少なくても3週間は性行為を行えません。妊娠しているときは出産の時までにヘルペスを治しておかねばなりません。

大阪 中央区 難波(なんば)心斎橋のレディースクリニック(婦人科) 星光クリニックは午後7時まで診療の受付が可能です。