生理の間隔がばらばら(月経不順)
卵巣から排卵していないことが原因となっている場合が多いです。生理ではなく不正性器出血が繰り返して起きていることもあります。超音波エコーで子宮や卵巣を検査すれば原因が分かります。排卵していない場合は、
その原因を診断するために血液検査でホルモンの値を調べることが必要になることもあります。
生理が来ない(無月経)
いままで順調に来ていた生理が予定日になっても来ない場合です。妊娠をチェックして妊娠していない場合は、
超音波エコーで排卵の有無を調べることが必要になります。排卵していない場合は、その原因を診断するために血液検査でホルモンの値を調べることが必要になることもあります。
生理がだらだらと長く続く(過長月経)
生理が10日以上続くといった場合は、卵巣から排卵していないことが原因として多いです。超音波エコーで
排卵の有無を調べることが必要になります。排卵していない場合は、その原因を診断するために血液検査でホルモンの値を調べることが必要になることもあります。
生理がすぐに終わってしまう。
生理の期間は通常3日~7日(平均4.6日)です。生理が2日以内に終わってしまい量も少ないといった場合は、超音波エコー検査で原因を調べることが必要となります。
生理の量が多い(過多月経)
子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症や子宮筋腫といった疾患が原因となっていることがありますので、超音波エコー検査でそれらの疾患がないかを調べる必要があります。過多月経を放置すると貧血になることもありますので早めの治療が必要となります。
生理と生理の間隔が短い(頻発月経)
生理の間隔が24日以下場合は、正常より間隔が短いと言えますので超音波エコー検査をお勧めします。
生理と生理の間隔が長い(希発月経)
生理の間隔が39日以上であれば正常範囲(25日~38日)より長いので超音波エコー検査をお勧めします。