緊急避妊ピル(アフターピル)

避妊に失敗し妊娠を避けたいときに使います。性交後72時間以内(3日以内)に緊急避妊ピルを服用します。早く服用する方が効果は高いので24時間以内の服用が望ましいです。
72時間以内に服用すれば、妊娠する確率は100人中2人くらいとなります。

中用量ピルを12時間の間隔で2回飲む方法(ヤッペ法)が一般的に行われますが、1回のみ服用する緊急避妊ピル(商品名:ノルレボ)も処方可能です。

中用量ピルは生理不順や不正出血の治療にもよく使われる安全なお薬ですので、緊急避妊用として使っても将来の妊娠や出産に影響することはありません。

アフターピルを使って妊娠しなければ、服用から1週間くらいして生理のような出血が数日間起こります。アフターピル使用後の出血はお薬によって起きる出血ですので、自然な生理とは関係なく起こります。

アフターピル使用後に低用量ピルを続けてお使いになられる場合は、アフターピルの服用が終了した翌日からか、または生理が来るのを待って生理の初日から低用量ピルを開始することができます。アフターピルの避妊効果をより高めるには、アフターピルを服用が終了した翌日から低用量ピルを始めることをお勧めします。また、アフターピルにより避妊できたかどうかを確認したい場合は、次の生理が来るのを待ってから低用量ピルの服用を始める必要があります。

星光クリニックのピル外来は、午後7時まで受付が可能です。
大阪 難波(なんば) 心斎橋のレディースクリニック(婦人科)