女性ホルモン剤を使って生理日を比較的自由に変更(移動)させることが可能です。一般的には中用量ピルを使います。
生理(月経)を遅らせる場合は、生理の予定日の4?5日前から中用量ピルを飲み始めて、生理が来るのを避けたい最後の日まで服用を続けます。
同時に避妊も行いたいときは、最後の生理が始まって5日目頃より飲み始め、生理が来てもよいと思う日まで服用を続けます。
逆に生理を早めたいときは、最後の生理が始まってから3?5日目より服用を開始し、生理が着て欲しいと思う日の3日くらい前まで服用します。生理を早めたいときは、少なくとも2週間は中用量ピルを服用しないと正常な生理がこない可能性があるので注意が必要です。
生理を移動させた後は、普段の生理の間隔に戻り、影響が後まで残ることはありません。
その他の注意事項としては次のようなことがあります。
1 ピルの飲み始めの頃に吐き気や嘔吐が起きる場合があります。
2 ピルを飲み忘れると生理が来てしまい移動に失敗することがあります。
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