子宮筋腫

3?4人に1人の割合でみられる子宮の筋層にできる良性の腫瘍です。
子宮内膜に近いほど症状が強くでる傾向があります。一般的な症状としては、生理痛(月経痛、月経困難症)が強くなったり生理の量が増えたりします(過多月経)。生理の量が多くなって貧血になることもあります。またサイズが大きくなって10センチ以上にもなるとお腹が張った感じ(腹部膨満感)がでる場合もあります。
妊娠に関係した症状では、不妊症や流産・早産の原因にもなります。

超音波エコー検査や内診で診断がつきます。

治療の基本は手術ですが、生理痛や貧血などの症状が強くないときや子宮筋腫のサイズがあまり大きくないときは、手術は行わずに痛み止めの薬や低用量ピルなどを使いながら6ヶ月に1回程度のエコー検
査をして経過をみることが多いです。とくに閉経後になると子宮筋腫は小さくなって行きますので、1?2年で閉経になりそうな方では逃げ込み療法といってお薬で症状を軽くしながら閉経になるのを待つこともあります。
子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、極めて稀に悪性化することもありますので経過観察が大切です。

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